2016/02/14
料理研究家の凋落
ハタハタの唐揚げ
スーパーで10尾200円程で売ってたのでカラッと
頭落として内臓とって醤油と酒に10分ほど漬け
片栗粉はたいてｳﾝﾒ～・・・・・・・・・・油で揚げてから食べましょう
ネットでニュースを見ていたら
「レシピのネット転載、料理研究家ら困惑」
というのがありました
タイトルそのまんまで
自分のレシピが料理教室の生徒に無断で公開された
とかいうものです
料理を仕事にしている人にとっては
腹立たしい話かも知れませんが
私にとっては現在のネット社会を鑑みると
仕方のないことのように思います
私のブログで紹介している料理
中には完全オリジナルで創作した物もありますが
それさえも既存の料理を別の調味料で再現したものです
出版物に転用されたりしたら流石に憤りを感じるかもしれませんが
それでも仕方のないことと思います
そもそも料理教室で
素人に教える程度の料理を公開されたのがどう問題なのでしょうか？
料理というのはほぼ完成されたジャンルであり
手を変え品を変えたものばかりがあふれています
料理研究家という肩書
私はあまり好きではありません
正直言って彼女彼等が出版する本は役に立たないものが多いです
元々ある基本的な料理を自分流にアレンジして
手に入りにくいポピュラーでない材料
家庭にはない調理器具や機械で作るのですから
当然と言えば当然です
家庭に密着した食生活を提案できなければ
研究家とは言えません
ましてや自分が満足するだけのアレンジ料理は
趣味でしかありません
転載されて困るようなレシピなら
そもそも人に教えるようなことはしないでしょう
そんなに自信があるのなら自分のお店を持つべきだけの事
私はそう思います
ちょっと小話
料理は女性がするもの
という風潮がありますよね
昔から絵巻やなんかで描かれている料理人は男性で
西洋なども同じです
それは現在でも変わりなく
板前さんだとか料理人はほとんど男性が占めています
昔からどこの国でも女性は男の留守を守るものとして
昔から台所、料理を任されていました
日本は現在でも特にそういった伝統が続いています
これは男女差別とは別で
一つの生物学上、人間の生態・文化だと思います
そういった文化が男性は料理をしないもの
として風潮が出来上がっているのかもしれませんね
面白いことに
料理研究家は女性がほとんどを占めています
男性が料理人のほとんどを占めているのと合わせて
おかしな業界だな～と思う
挫折した料理人でした
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